平日は毎日，授業後に美術室にてイラストなどの作品を制作しています。部員数は３学年で約30名と非常に多く，各自が好きな画材を使って，自分のペースで活動しています。コンテストの締め切り間際は遅くまで多くの人が作品を制作しており，美術･デザイン系の進路を希望する人は３年生の最後まで活動を続けるなど，活動の活発さは自慢の一つです。
　日頃の作品は２ヶ月に１回ほどのペースで部誌にまとめています。また，部員の仲は良く，夏休みには春南祭のセンターパネルや横断幕など大きなものを部員みんなで制作しています。
入学式の歓迎パネルも３月に美術部が中心となって描いています。
　2012年春には松川橋に壁画を描きました。





日頃の活動では水彩絵の具や色鉛筆（72色あります）・カラーインク･コピック（コピック=スケッチが全色あります）を使う人が多いですが，パソコンでＣＧを描く人や油絵を描く人，美大受験に向けてデッサンの練習をしている人もいます。ノートパソコンが２台あり，photoshopなどが使えます。
　トレーサー・スキャナ・カラープリンタ・ペンタブレットから油彩絵の具まで画材は幅広くあり，コピックも含めて自分の好きなものを無料で自由に使えます。

2018年度のコンテスト入賞者

高校生クリエーターコンテスト＜詳細はこちら＞
　グランプリ　大平彩華

高校生アートグランプリ＜詳細はこちら＞
　美術部門 奨励賞　生倉みのり
　イラスト部門 入選　山本茉里奈


　このほかにも「トライデントデザインコンテスト」をはじめ、多くのコンテストに出品しています。熱心な生徒は週10時間以上も絵を描いているので、美術･デザイン系の専門学科やコースのある学校の人ともコンテストで争えるほどの実力をつけることもできます。

　美大志望者向けのデッサン講座も月に数回のペースで美術の先生により行われています。部員からは毎年、美大やデザイン系の進路を実現する人がでています。
　また、近隣の美大や専門学校の先生の指導を受ける機会もあります。2016年の夏は名古屋造形大へ行き（2018年春に次回予定）、先生からデジタル画材の使い方について御指導をいただきました。美術を学ぶ大学の雰囲気や施設を体験できたことはもちろん、カラーインクや普段使用できないような画材についてハイレベルな指導を受けることができました。

　絵の初心者から美大志望者まで自分のペースで自主的に活動することをモットーに和気あいあいと活動しています。文化祭では日頃制作した作品の展示を行っています。ぜひ一度、作品を見に来て下さい。